おそろし

BS時代劇『おそろし』第四話「魔鏡」、視聴。
バタバタしていて、やっと観たら、最終回直前の話。演技陣の充実、ゲストの佐藤江梨子さん(ほとんど座りながらの語り、白湯の飲み方、襟の押さえ方等の間の演技)に感銘、『ウルトラQ』ライクなタイトル・・・等々かなり堪能。
何といっても、脚本の金子修介監督のフェチぶり爆発(褒めてます)!
ネタばれになるから、詳細は書きませんが(ラスト近くの蒲団シーンに目がいきがちでしょうが)、個人的には、ある人物が蜜柑を食べる、何気ないシーンに、感じました(繰り返しですが、褒めてます)。
終盤、恐怖の畳み掛けの演出が、今一つと感じるかもしれませんが、この回は不幸な出来事で、誰かを悪いと決めつけても、ある意味仕方がないのでは、というポスト3・11的な、『ガメラ3』にも通じる、金子監督の作家性を強く感じました。
唐沢なをき先生も以前書いていたと思うけど、時代劇+オカルトは、個人的には結構好きです(『翔べ!必殺うらごろし』とか。ちょっと特殊?)。再放送をチェックせねば!