未来への夢

最近メディアで発信する人達が、わりと近い世代というか同じ趣味?みたいで、ビックリする事がある。
ネットで読んだ昨年の記事で、iPhoneを350倍の顕微鏡にした、というのがあった。元の論文はPLoS ONEに載っている。(Zachary J.et al: March 2011 Vol6 Issue3 )
350倍なら、血球なども綺麗にみれて(論文に写真あり)凄いなー,と思って紹介記事の末尾まで読んだら、何とこんな事が書いてあった。
『これはトリコーダーへの新たな一歩と言ってもよい。』
ん?、トリコーダー(tricorder)! 慌てて原文の記事(Devin Coldweyの署名あり)を確認。本当に書いてた(驚)。
トリコーダー(発音的にはトライコーダー)。『宇宙大作戦』(TOSより、このタイトルの方が、しっくりくる世代なもんで)において、上陸班が携帯したり、医療用はDr.マッコイが使っていた分析用アイテムだ。確か、後のシリーズでも、フェイザー等と一緒に、デザインは変わっていても、登場したはず。
Devin、わかってるなー。学生時代、少しだけME(メディカル・エレクトロニクス)に関係したから思うけど、本当に医療用トリコーダーが開発されたら、まさに夢のガジェットだ!
最近は色々な医療用アプリもあるけど、夢は大きい方が良いな、と思った記事でした。
それにしても、ただtricorderだけで通じるのだから『Star Trek』の浸透度恐るべし、ですね。